日本国内の周波数情報を入手するには様々な方法がある。代表的な方法は次の通り。
  1. 総務省「無線局等情報検索」(無料)
    総務省が公開する国内の無線局に関するデータベース。一般業務無線などは使用者と周波数まで検索可能だが、警察・消防や自治体等の一部公共業務などに分類される無線局に関しては詳細情報は非開示扱い。




  2. 三才ブックス『周波数手帳ワイド』シリーズ(有料)
    毎年発行される出版物。現在、おそらく国内で唯一の周波数情報に関する定期刊行物。

    周波数手帳ワイド 2022-2023 (三才ムック)
    ラジオライフ
    三才ブックス
    2022-06-29



  3. 三才ブックス『ラジオライフ手帳』(有料)
    月刊誌「ラジオライフ」の毎年2月号の付録。『周波数手帳ワイド』のミニ版。地域別の周波数情報や原則割当がコンパクトにまとまっている。

    ラジオライフ2023年 2月号 [雑誌]
    ラジオライフ編集部
    三才ブックス
    2022-12-23


  4. 三才ブックス『エアーバンド手帳』シリーズ(有料)
    航空無線に特化したガイド本『航空無線のすべて2020』の付録。受信ノウハウの説明もあり、エアーバンドに興味のある方におすすめ。




  5. 個人サイト「スーパー周波数帳」(無料)
    無線受信界隈で有名な山根厚介氏が2021年3月に公開したオンラインデータベース。登録データ2万件超。利用は無料で、利用者も周波数情報を登録できる。登録情報の希少さに応じて利用者はレベル分けされ、レベルに応じて閲覧可能な周波数情報が増える仕組み。



  6. 個人サイト「航空無線Handbook」(無料)
    航空無線に特化した周波数情報が提供されており、頻繁に情報が更新されています。航空無線の周波数情報は充実していますが、GCIなど機密性の高い情報については、事前に身分証のコピーを提出して登録が必要。




  7. ツイッター(無料)
    ツイッターでは、ハッシュタグ「#frq」で周波数情報を発信している個人がいる。

  8. 5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)(無料)
    アナログ無線の全盛期にはネット掲示板で周波数情報が頻繁に交換されたが、最近は盛り上がっていない。